長谷川式認知症スケールの長谷川和夫先生も、認知症になった!?京都心療内科マンガ

認知症のテストである「長谷川式認知症スケール」を作った長谷川和夫先生。

しかし先生も、晩年には認知症になってしまいました。

結局、認知症は、誰にとっても避けられない道。
ある意味、死ぬことや、白髪になったり老眼になったりするのを避けられないのに似ているかもしれません。

もちろん認知症にならないにこしたことはありませんし、健康に気をつけるにことしたことはありません。

しかしもし。

認知症になってしまった、としても、その状況をそこまで恐れすぎる必要はないですし、また「もう人生終わり」なんて思いすぎなくてもいいのです。

結局、老人になるというのは、今まで得ていたものを失っていくこと。

しかしそもそも、生まれたときは、誰もがゼロで、裸で生を受けています。

ある意味、全部「借り物」なのです。

よって、何を失ったとしても、そこまで悲しみ、悔やむことはないのです。

そしてもし何かを失ってしまったとしても、逆に何か、得られるものだってあります。
たとえば代表的なのが、新たな人間関係。

ですので年齢を気にせず、新たな集まりに顔を出したり、新しい人とコミュニケーションを取るようにしてみましょう。
自分の能力なんて無関係に、充実した関係が作れていくはずです。

老人になるなんて、ずっと先の話………なんて思わず、今からでも試してみてくださいね。

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

(完)