「酒+孤独」だと自殺のリスクが最大!京都心療内科マンガ
現在、死因の一位が、「ほぼ自殺」だということをご存知でしょうか。
40代を超えると、悪性新生物(がん)が一位となるのですが、それまでの死因は、すべて自殺が一位を占めています。
ではいったい、どんな人が自殺のリスクが高いのでしょうか。
心理学者パターソンらの調査によると、
「男性・思春期または高齢者・うつ病・アルコール乱用・パートナーがいない」
などが、自殺のリスクをより高めるようです。
もちろんすべて覚えると大変なので、
「酒+男性+孤独」
だと、よりリスクが高まる、と覚えておくといいかもしれません。
特に酒ですが、酒が自殺を増やす、という面もありつつも、孤独で生きづらさを感じている人が、酒に走りやすい(そして同時に自殺にも走りやすい)という面が強いのかもしれません。
よって飲酒量が多い、という人や、話せる人が少ない、という人は気をつけましょう。
そして大切なことは、とにかく「誰かとの関係性を作る」ことです。
もちろん親友を作れとか、すぐに恋人や配偶者を作れ、とは言いません。
人によると自殺しないのよりハードかもしれません。
大切なのは、とにかく普段から「あいさつ」程度でもいいので、人にたいする声かけを、一言二言でいいから増やすこと。
本当にシンプルですが、それから関係性が深まっていったり、少しでも気持ちがラクになることもありえます。
「言葉を増やす」。
ぜひぜひ覚えておいていただければ幸いです。
何か少しでも参考になることがあれば幸いです。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
(完)