ベストセラーのコツは「続けること」だけ!京都心療内科コラム
作家であるブレンドン・バーチャードが、
ベストセラー著書たちに「ベストセラーを生み出すために最大に大切なことはなにか」ということについて調査したことがありました。
それにたいして、どんな成功哲学や、作家として表現したい理想論が飛び出してくるか期待していたところ…。
実はそんなのよりずっと大切なことは
「何があろうと、気分が乗らない日があろうと、決まった枚数を書く」
という習慣だということが分かりました。
これ、非常に学びが深い知識だな、と思います。
また他にも、作家同士の交流や、文章能力の勉強などをあげる人はほぼおらず、
「とにかく書くこと」
こそが最重要、ということがわかったのです。
ですのでみなさんも、何か向かいたい方向があったら、
とにかくやる気などに無関係に、
「とにかく毎日、○ページだけ何かをする」
ということを決めてしまうこと。
そしてタスク管理のソフトやアプリを使って、一日において最優先でその仕事をしてしまうことです。
やる気などは関係ありません。
とにかく歯を磨くように、食事をするように、トイレに行くように、それを習慣にしてしまいましょう。
やる気がなくても体調が悪くても、または「でき」が良くなくてもいいので、とにかく、やる。
それだけを実行していくことです。
実際に自分自身も「マンガで分かる心療内科」というマンガをもう15年近く連載していますが、これも習慣になってしまっています。それ以外ありません。
「どうやったら連載を続けられるか」なんて関係なく、ただひたすら習慣にして継続していた、というだけです。
ぜひあなたも、とにかく1ページ、1枚から、何かを始めてみていただければ幸いです。
今回の話、何か少しでも参考になることがあれば幸いです。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
(完)