マンガで分かる「塞翁が馬」京都心療内科マンガ

「人間万事塞翁が馬」。

いかがでしたでしょうか。
人生には、色々なことがあります。

一見幸福や不幸に見えても、その結果は最後の最後までわかりません。

幸福だと思ったことから、不幸が生じるかもしれません。

逆に不幸だと感じたことであっても、そのおかげで素晴らしいできごとに出会えるかもしれません。

そもそも「未来も過去も、現在に存在している」という考え方もあります。

ある過去のできごとも、すべて「意味付け」次第です。

どんなに悪いできごとだと思っても、「それによって成長できた」と思えば「いい思い出」に変わることもあります。
これって非常に面白い考えではないでしょうか。

個人的に「過去は変えられない」と思うより、ずっとずっと前向きで、救いのある考え方だと思っています。

過去もちゃんと今存在している。
もちろん今すぐに思考が変えられるわけではないと思いますが、何か一つのヒントとして覚えておいていただければ幸いです。

今回の話、何か少しでも参考になることがあれば幸いです。

(完)