老人になるほど時間は早い!「ジャネの法則」京都心療内科マンガ
あなたは、「ここ最近、時間の流れが早いな」と感じたことはありませんでしょうか。
自分も結構あります。
「えっ!? もう年末!?」
「は!? 今年、もう●ヶ月も経過したの!?」
こんな風に、一瞬で時間が過ぎ去っている気がします。
実はこれ、考えすぎとかでなく、「事実」なのです。
それこそが、ポール・ジャネという学者が発見した「ジャネの法則」。
人間は年をとるほど、おなじ単位時間の感じ方が「短く」感じられるのです。
たとえば60歳だとしたら、1年は今までの一生の1/60しかありません。
しかしもし3歳の子供だとしたら、1/3くらいしかないわけで、それだけ一年が長く感じられるわけです。
いえ子供の場合、生まれてすぐに明確に意識を持っているわけではない…と考えることもできるので、もっと短い、なんて考えることもできるかもしれません。
そう考えると、これから僕たちの時間の流れは、加速に加速を続け…!
まさにあとになるほど一瞬で終わってしまう、というわけです。
最近「人間の寿命はどんどん伸びて100歳になる!」みたいな話もありますが、たとえ100歳まで伸びたとしても、体感速度もどんどん上がって、一瞬で死んでしまう…なんてことになったら目も当てられません。
とにかく重要なことは、「どんどん時間が早くなる」と認識したうえで、今この瞬間を、昔以上に大切にすることです。
いろいろな方法がありますが、個人的に「一日に何回も日記などの記録をつける」などが一つの対策だと思います。
記録をするほど「今」への認識が強まります。
何も記録をしていない、という人は、ぜひぜひ試してみていただければ幸いです。
今回の話、何か少しでも参考になることがあれば幸いです!
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
(完)