ストレスでかえって寿命が伸びる!? 京都心療内科マンガ
いかがでしたでしょうか。
多くの方が「ストレスは体に悪い」と思っています。
常識レベルです。
大半の健康番組や健康情報サイトでは「ストレスを避けましょう」と無難な結論で終わります。
逆に「ストレスはいいものです」なんて書いているニュースはほぼありません。
しかし実は、それは間違いです。
「ストレスは体に悪い」と思い込んでいる人にとっては、確かにストレスは体に悪く、寿命や健康状況にたいして悪い影響があります。
でも「ストレスはいいものだ」と考えている人にとっては、ストレスは決して悪い効果につながらず、かえって寿命が伸びたり、健康になったりするのです。
納得できない、でしょうか?
では、たとえばゲームを考えてみましょう。
面白いゲームや、長くプレイしたくなるゲームというのは、たいてい「ちょうどいい敵」がでてきます。
それがゲームを盛り上げて「もっとプレイしたい! 楽しい!」という気持ちになれます。
しかしここで、そのゲームに「敵がまったく出てこない」状態だったり「プレイヤーキャラが完全無敵状態」だったりしたらどうでしょう。
くわえてその状況で何時間もプレイしなければいけないとしたら…?
間違いなく「退屈」で「苦痛」のはずです。
そう考えると、「適度なストレス」は、気持ちを高めて、人生を楽しませる効果があるわけです。
「ストレスはいいもの」と思っている人が、ストレスによって健康状態が高まるのも、それが一因です。
ですので「ストレスは悪いもの」と考えている人も、試しに「いいものなんだ」と考えてみることから始めてみましょう。
もちろんすぐに気持ちを変えられないかもしれません。しかし時間とともに少しずつその考えが浸透していくことでしょう。
とはいえ、対処できないレベルのストレスがあったら、もちろんそのときは、人を頼ったり、逃げたりするのもアリです。結局、程度の問題です。
今回の話、何か少しでも参考になることがあれば幸いです!
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
(完)